CSSのborder-radiusで角丸ボックスを作る方法を完全ガイド!初心者でもできるデザインの基本
生徒
「先生、ウェブサイトでよく見る角が丸いボックスって、どうやって作るんですか?」
先生
「あれはCSSのborder-radiusというプロパティを使って作るんですよ。」
生徒
「border-radiusっていうのがあるんですね!どうやって使うんですか?」
先生
「とても簡単です。丸みの大きさを数字で指定するだけで、角を滑らかにできます。実際に見てみましょう。」
1. CSSのborder-radiusとは?
CSSのborder-radius(ボーダー・ラディウス)とは、ボックスの角を丸くするためのプロパティ(設定項目)です。ウェブサイトでよく見る「角がやわらかいカード」や「丸いボタン」などは、このborder-radiusで作られています。
たとえば、四角いボックスに「半径(radius)」のような丸みを与えるイメージです。角を削って丸くしている感じですね。
このプロパティを使うと、角を少しだけ丸くしたり、完全な円形にすることもできます。つまり、シンプルなデザインからおしゃれなボタンまで、幅広く活用できる重要なCSSの基本です。
2. border-radiusの基本的な書き方
角を丸くするには、CSSで次のように指定します。
<style>
.box {
border: 2px solid #007bff; /* 境界線(ボーダー)を青色に設定 */
border-radius: 10px; /* 角を10ピクセル丸める */
padding: 20px; /* 内側の余白を20ピクセル */
width: 200px;
text-align: center;
}
</style>
<div class="box">角が丸いボックス</div>
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このように、border-radiusに「10px」と指定すると、角が少し丸くなります。数字を大きくするほど、丸みが強くなります。
3. border-radiusで作るいろいろな角丸ボックス
border-radiusは1つの値だけでなく、複数の値を指定して角ごとに丸みを変えることもできます。
3-1. 全ての角を同じように丸くする
もっとも基本的な指定方法です。すべての角が同じ丸みになります。
<style>
.box1 {
border: 2px solid #28a745;
border-radius: 20px;
padding: 20px;
width: 200px;
text-align: center;
}
</style>
<div class="box1">全ての角が丸い</div>
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3-2. 片方だけ角を丸くする
border-radiusは、4つの角をそれぞれ指定できます。順番は「左上・右上・右下・左下」です。
<style>
.box2 {
border: 2px solid #dc3545;
border-radius: 20px 0 0 0; /* 左上だけ丸い */
padding: 20px;
width: 200px;
text-align: center;
}
</style>
<div class="box2">左上だけ角丸</div>
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このように、角ごとにデザインを変えることで、個性的なボタンやカードデザインも作れます。
4. 完全な円形を作るには?
border-radiusを50%にすると、正方形のボックスを完全な円にすることができます。丸いプロフィール画像などもこの方法で作られます。
<style>
.circle {
border: 3px solid #ff9800;
border-radius: 50%; /* 完全な円にする */
width: 100px;
height: 100px;
text-align: center;
line-height: 100px; /* テキストを中央に */
}
</style>
<div class="circle">円形</div>
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画像を円形にしたいときも同じ考え方です。画像のタグにborder-radius: 50%;をつければ、簡単に丸いアイコンやアバターが作れます。
5. border-radiusの単位と使い分け
border-radiusには主に2種類の単位があります。
- px(ピクセル):固定の丸み。画面サイズが変わっても一定。
- %(パーセント):ボックスの大きさに合わせて自動調整される。
例えば「10px」なら常に10ピクセル分の丸みがつきますが、「50%」にするとボックスの縦と横に対して半分ずつ丸くなるので、正方形ならきれいな円形になります。
6. よくある失敗と注意点
初心者の方がborder-radiusでよくつまずくのは、ボックスの形が長方形の場合です。たとえば、横長のボックスにborder-radius: 50%;を指定すると、真円ではなく「楕円形(だえんけい)」になります。
これは、50%がボックスの縦横それぞれに対して計算されるからです。真円を作りたいときは、幅と高さを同じにしましょう。
7. border-radiusを使った応用例
border-radiusは単なる装飾だけでなく、デザインの印象を大きく変える重要なCSSプロパティです。
- ボタンをやわらかく見せる
- カードデザインを上品に仕上げる
- 吹き出しのような形を作る
- 画像やアイコンを丸く表示する
ウェブデザインで「やさしさ」や「親しみやすさ」を表現したいときにとても役立ちます。