カテゴリ: CSS 更新日: 2026/01/05

CSSで色の明るさや鮮やかさを自由に調整!初心者向けHSLカラー指定の完全ガイド

色の明度・彩度を調整するためのHSL指定の活用
色の明度・彩度を調整するためのHSL指定の活用

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「CSSで色の明るさや鮮やかさって、変えられるんですか?」

先生

「もちろんできますよ!HSLというカラー指定方法を使えば、色の明度(明るさ)や彩度(あざやかさ)を自由に調整できます。」

生徒

「HSLってなんですか? むずかしそう…」

先生

「大丈夫。すごくシンプルな考え方なんですよ。一緒に学んでみましょう!」

1. HSLってなに?初心者にもわかるカラー指定のしくみ

1. HSLってなに?初心者にもわかるカラー指定のしくみ
1. HSLってなに?初心者にもわかるカラー指定のしくみ

CSSで色を指定するとき、これまでは「red(赤)」や「#ff0000」のような指定を使ったことがあると思います。

でも「HSL(エイチエスエル)」を使うと、もっと感覚的に色を調整できます。

HSLとは、次の3つの値を組み合わせた色の指定方法です。

  • H(Hue)=色相(しきそう)→ 色の種類(赤・青・緑など)を0〜360の角度で表します。
  • S(Saturation)=彩度(さいど)→ 色のあざやかさ。0%に近いほどグレーっぽく、100%はハッキリした色。
  • L(Lightness)=明度(めいど)→ 色の明るさ。0%は黒、100%は白。

たとえば hsl(0, 100%, 50%) と指定すれば、赤い色になります。

2. HSLを使って赤い色を表現してみよう

2. HSLを使って赤い色を表現してみよう
2. HSLを使って赤い色を表現してみよう

では、実際にHSLを使って赤い文字を表示してみましょう。

「hsl(0, 100%, 50%)」は、色相が0(赤)、彩度100%、明度50% という意味になります。


<style>
h1 {
    color: hsl(0, 100%, 50%);
}
</style>

<h1>HSLで赤い文字を表示しています</h1>
ブラウザ表示

このように、HSLの数値を使うことで、色をより細かくコントロールできます。

3. 彩度を調整してあざやかさを変える

3. 彩度を調整してあざやかさを変える
3. 彩度を調整してあざやかさを変える

彩度(Saturation)は、色のあざやかさを意味します。

100%ならビビッドでハッキリした色、0%に近づくほどグレーに近くなります。

次の例では、彩度を50%にして色を少し薄くしてみましょう。


<style>
h1 {
    color: hsl(0, 50%, 50%);
}
</style>

<h1>彩度50%で少し落ち着いた赤色です</h1>
ブラウザ表示

色のイメージを柔らかくしたいときなどに、彩度を調整すると便利です。

4. 明度を変えて明るさをコントロールする

4. 明度を変えて明るさをコントロールする
4. 明度を変えて明るさをコントロールする

明度(Lightness)は、色の明るさを調整します。0%は黒、100%は白になります。

たとえば、同じ赤でも明度を70%にすると、パステル調の明るい色になります。


<style>
h1 {
    color: hsl(0, 100%, 70%);
}
</style>

<h1>明度70%で明るい赤色です</h1>
ブラウザ表示

逆に30%にすると、暗めの落ち着いた赤色になります。


<style>
h1 {
    color: hsl(0, 100%, 30%);
}
</style>

<h1>明度30%で深みのある赤色です</h1>
ブラウザ表示

このように、HSLの明度を調整するだけで、雰囲気のちがう色が簡単に作れます。

5. HSLの色相でいろいろな色をつくろう

5. HSLの色相でいろいろな色をつくろう
5. HSLの色相でいろいろな色をつくろう

色相(Hue)は、0〜360の角度で色の種類を決めます。

  • 0°=赤
  • 120°=緑
  • 240°=青

たとえば、緑を作るには次のように書きます。


<style>
h1 {
    color: hsl(120, 100%, 50%);
}
</style>

<h1>これはHSLで表現した緑色です</h1>
ブラウザ表示

色相を変えるだけで、いろいろな色を自由に作ることができます。

6. HSLがRGBやカラー名よりおすすめな理由

6. HSLがRGBやカラー名よりおすすめな理由
6. HSLがRGBやカラー名よりおすすめな理由

CSSで色を指定する方法にはいくつか種類があります。

  • color: red; のような色名(キーワード)
  • color: #ff0000; のような16進数(しんすう)
  • color: rgb(255, 0, 0); のようなRGB指定
  • color: hsl(0, 100%, 50%); のようなHSL指定

この中でもHSLは「色の雰囲気」を感覚的に調整しやすいのが大きなメリットです。

「ちょっと明るくしたい」「すこしだけグレーっぽくしたい」など、初心者でも試行錯誤しながら直感的に色を調整できます。

WebデザインやCSSの学習を始めたばかりの人には、特にHSL指定が分かりやすくておすすめです。

まとめ

まとめ
まとめ

HSLカラー指定で理解できた色調整の考え方

この記事では、CSSで色の明るさや鮮やかさを自由に調整できるHSLカラー指定について、初心者向けに基礎から順番に学んできました。 HSLは、色を数値で指定する方法の中でも、とても直感的で分かりやすい指定方法です。 これまで色名やRGB、16進数で色を指定していた方でも、HSLを使うことで「明るくする」「暗くする」「あざやかにする」「落ち着いた色にする」といった調整を感覚的に行えるようになります。

HSLのHは色相を表し、赤や青、緑といった色の種類を決める役割があります。 Sは彩度で、色のあざやかさを調整し、数値を下げることでグレーに近い落ち着いた色を作ることができます。 Lは明度で、色の明るさをコントロールし、暗い色から明るいパステル調の色まで幅広く表現できます。 この三つの要素を理解することで、CSSでの色指定が一気に分かりやすくなります。

WebデザインやHTMLとCSSの学習では、色の指定に悩む場面がとても多くあります。 「もう少し明るくしたい」「この色は少し派手すぎる」「全体の雰囲気を柔らかくしたい」といった調整は、RGBや16進数では数値の意味が分かりにくく、初心者には難しく感じがちです。 その点、HSL指定なら、数値の意味がはっきりしているため、色の変化を想像しながら調整できるのが大きな魅力です。

まとめとしてのHSLサンプルプログラム

ここで、この記事の内容を振り返るために、HSLカラー指定を使ったシンプルなまとめ用サンプルを確認してみましょう。 見出し、説明文、ボックスの背景色にHSLを使い、明度や彩度の違いが分かるようにしています。


<style>
h1 {
    color: hsl(210, 100%, 40%);
}

p {
    color: hsl(210, 30%, 30%);
}

.box {
    background-color: hsl(210, 80%, 90%);
    padding: 20px;
}
</style>

<h1>HSLで色を調整したまとめ見出し</h1>
<p>HSLを使うことで、明るさやあざやかさを感覚的に調整できます。</p>
<div class="box">これは明度を高くした背景色のボックスです。</div>
ブラウザ表示

このように、HSL指定を使うことで、色の統一感を保ちながら微調整がしやすくなります。 同じ色相を使い、彩度や明度を変えるだけでも、デザイン全体にまとまりが生まれます。 初心者の方でも、数値を少しずつ変えながら試すことで、CSSでの色表現に自信がついていきます。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「HSLを使うと、色の調整がこんなに分かりやすくなるんですね。 今まで数字の意味が分からなくて、色を変えるのが不安でした。」

先生

「そうですね。 HSLは色相、彩度、明度がそれぞれ役割を持っているので、初心者でも考えながら色を調整できます。」

生徒

「明度を変えるだけで、同じ色でも雰囲気が全然違うのが面白いです。 デザインを考えるのが楽しくなりました。」

先生

「それが大切なポイントです。 HSLを使えば、サイト全体のトーンをそろえたり、落ち着いた配色や明るい配色を簡単に作れます。」

生徒

「これからは、色名やRGBだけじゃなくて、HSLも積極的に使ってみようと思います。」

先生

「その意識があれば十分です。 CSSの色指定にHSLを取り入れることで、Webデザインの理解がさらに深まりますよ。」

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